2月のベビーラップもくわく会、およそ2年ぶりにご参加くださった方がいらっしゃいました^^
お一人目の出産時に織物ベビーラップを使用し始め、
まもなく誕生するお二人目のお子さんの抱っこの練習に。
次の出産時にまた相談にいらしてくださること、
小さかった赤ちゃんが、立派に歩いて、おしゃべりもしている様子。
また会えたその時は、とてもとても幸せな瞬間です♡
さてママさん、新生児の抱っこにはストレッチラップも気になっている、ということで
ボバラップ、ディディモスストレッチラップ、WAwrapなどをご紹介しました。
新生児の赤ちゃん。
「うまれてすぐの赤ちゃんを抱っこするとき、こわかった」という声を何度も聞いたことがあります。
抱っこ紐を使う際には「どのくらい引き締めていいのか、赤ちゃんはどんな姿勢がいいのか」悩んだ方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの身体の発達に合った自然な姿勢、それがベビーウェアリングの姿勢です。

ベビーウェアリングの姿勢について、DIDYMOSのHPにとてもわかりやすくまとまっています
産まれて間もない赤ちゃんが、おっぱいでもなく、おむつでもないのに置くと泣いてしまう、という状態の時、この姿勢で抱っこしてあげることで驚くほどすっと落ち着く、という瞬間に何度も立ち会ってきました。
初めて感じる重力の中で、自分の身体をコントロールすることに一生懸命な小さな赤ちゃんにとって、適切な抱っこによって姿勢が安定し落ち着く、ということがよくわかります。
赤ちゃんの発達と姿勢、その道具(抱っこおんぶ紐)、そして道具を大人が快適に使えるか。
抱っこ紐を心地よく使うためには、このバランスがとっても大切だと私は考えています。

例えば、【新生児から使える】という抱っこ紐を準備しても、赤ちゃんの身体の特徴と姿勢がわからないと、自信を持って使うのは難しかったり、抱っこ紐に入れると赤ちゃんが泣いてしまう時もあります。
赤ちゃんの姿勢については知っていても、どの道具がどんな抱っこに適しているのか、そのことがわからないと、目の前の赤ちゃんの発達に合っていない道具や、したい抱き方ができない道具を選んでしまうこともあります。
そして、道具の使い勝手や方法が自分の好みに合っているか、も親子共に心地よく使うために大切なポイントなのです。
抱っこ紐売り場の販売員さんや、場合によっては抱っこ紐メーカーさんであっても、赤ちゃんの発達と抱っこ、そして抱っこ紐の関係を深くは知らないことはよくあること。
(もちろん、すばらしい説明書やリーフレットがついているメーカーさんもたくさんあります)
赤ちゃんが産まれる前に、抱っこ紐の選び方と立ち歩くまでの赤ちゃんの心身の発達について知ること、そして適切な道具の選択と使用で、抱っこおんぶの悩みが減ります。
子育て中、多くの時間が割かれる抱っこおんぶの時間に悩まなくなることは、
子育てへの負担感に影響し、赤ちゃんの心身の育ちにも関わることだと私は思っています。
赤ちゃんが産まれたその日から始まる抱っこ。
だから、産まれる前に知っておきたいこと。
ベビーウェアリングコンサルタントが、少しずつ増えています。
餅は餅屋。
抱っこのことは、抱っこの専門家に、ぜひご相談くださいね^^